学び

仮面浪人のやり方とは?必要な手続きや費用も徹底解説

2021.12.24

「仮面浪人をしてみたいけどどうやってやればいいかわからない」
「費用はどれくらいかかるの?」

仮面浪人を検討している人の中にはこのような疑問を抱えている人もいるのではないでしょうか。

この記事では仮面浪人を検討している人の疑問を解決します。

具体的には
・仮面浪人のやり方とは?
・仮面浪人で合格した後に必要な手続きとは?
・仮面浪人に必要な費用はどれくらい?
・仮面浪人の際に親の許可は必要か?
・仮面浪人で志望校に合格するコツとは?
・仮面浪人の際に気を付けるべきこととは?
の順に解説します。

仮面浪人のやり方とは?

「第一志望の大学を諦めきない」
「今の大学が楽しくない」

といった場合、仮面浪人について興味を持つひともいますよね。

ですが「仮面浪人をしたい」と思っても何からやればいいのかわからない人もいると思います。はじめに仮面浪人のやり方を解説します。

調査書を貰う

仮面浪人をするにはまず調査書をもらうことが必要です。

調査書とは高校での授業態度や、学校生活について記述したもののこと。いわゆる内申書です。

大学受験では必ず提出しなければならない参考資料となります。

調査書の貰い方とは?

調査書は自分の出身高校でもらえます。調査書は多くの場合、本人が受け取らなくてはいけません。

そのため大学の関係で地元を離れている人などは、地元に戻る必要があることを忘れないようにしましょう。

しかしなかには申請すれば郵送してくれるところもあるようです。重要な書類なので、事前に入手方法を確認し、確実に受け取りましょう。

願書や受験票を貰う

次に必要なのが願書と受験票です。願書とは試験を受けるための申込書のこと。

願書を提出することを出願といいます。

インターネットでの出願も増えていますが、まだまだ郵送のところが多いので注意しましょう。

願書や受験票の貰い方

まず願書のもらい方は以下の6つ。

① 大学のHPにある申し込みフォームから請求する
② 本屋などの書店で購入する
③ オープンキャンパス、入試説明会に行き入手する
④ 大学の窓口に直接行って入手する
⑤ 進学情報サイトから資料請求する
⑥ 予備校、高校で入手する

願書は無料の大学もありますが、有料の大学では1500~3000円程度かかります。

またオープンキャンパスや入試説明会に直接行った場合は、無料でもらえますが、郵送の場合は送料が必要です。

受験票は申込みさえすれば、家に送られてくるので、配達を待ちましょう。

願書配布の時期

願書の配布時期は私立大学は10月中旬、国立大学は12月中旬から開始されます。

仮面浪人は高校までとは違い、先生や友達が情報を流してくれる事はありません。全て自分から取りに行く必要があります。

「毎日の受験勉強で忘れていた」
「今度やろうと思っていたら、今から送っても間に合わなくなった」
などとなっては本末転倒です。

おすすめは1日を願書の日にして一斉に入手すること。個別にやると、どこの大学に請求したかわからなくなったり、日々の勉強で忘れていたりします。

願書を出さないと受験できないので早めに入手するようにしましょう。

仮面浪人で合格した後に必要な手続きとは?

「退学届はいつだせばいいの?」
「なにかやっておいたほうがいいことはある?」

など仮面浪人に合格した後のことも心配になりますよね。

ここでは仮面浪人に合格したあとに必要な手続きを解説します。

退学手続き

はじめに必要なのは退学手続きです。

二重在籍を心配から、合格発表前に出したほうがいいのではと心配する人もいますが、前期試験合格発表後でかまいません。

大学側も仮面浪人の存在はわかっているので、その時期は退学手続きを早めに行ってくれるようです。

単位認定の確認

退学手続きの他には単位認定の確認をしましょう。

どういう事かというと大学によっては、前の大学でとった単位を引き継ぐことができるのです。

仮面浪人をしながら単位を取得していたひとにとってはありがたい制度ですよね。入学したあとの大学生活がずっと楽になります。

しかし単位認定を行っているかどうかは大学によって変わります。自分の合格した大学のHP確認するようにしましょう。

仮面浪人に必要な費用はどれくらい?

仮面浪人は確かに、そのまま大学に通う道を残したまま受験できる点はメリットですが、気になるのは費用ですよね。

ここでは仮面浪人必要な費用を解説します

まず通常の浪人でかかる費用が以下です。

予備校…10~100万円
宅浪…8~20万円

仮面浪人の費用は通常の浪人に加えて、大学に通う費用がかかります。大学の学費は私立大学であれば初年度100~150万、国立大学は初年度80万前後です。

つまり一番安いパターンである、宅浪で国立大学に通う場合でも約100万がかかります。

私立大学で予備校に通う場合は200万前後かかるでしょう。仮面浪人は費用のかかる選択肢だと言えます。

仮面浪人の際に親の許可は必要か?

仮面浪人は親の許可をもらったほうが得です。なぜなら親からのサポートを受けられるから。

ただでさえストレスがかかる受験において、親に隠れながらコソコソと勉強するのはさらなる負担になります。

それよりは事情を理解してもらっていたほうが集中できますよね。

しかし親に話した結果、許可が得られないこともあるでしょう。その場合は合格してからもう一度話すしかありません。

親も実際に、合格した状態であれば本気だということが伝わります。

仮面浪人で志望校に合格するコツとは?

ここまで
・仮面浪人のやり方とは?
・仮面浪人で合格した後に必要な手続きとは?
・仮面浪人に必要な費用はどれくらい?
・仮面浪人の際に親の許可は必要か?
について解説してきました。

ここからは仮面浪人で志望校に合格するコツを解説します。

なぜ不合格だったかを分析する

仮面浪人で志望校に合格するコツ1つ目はなぜ不合格だったかを分析することです。

現役時代から何も改善せずに、受験をしてもおそらく同じ結果になってしまいます。

自分なりに「どこを改善できたか」考えてみましょう。

おすすめは紙に書き出して毎日見ること。

例えば
・毎日予定をたてる
・参考書は一冊を徹底する
・夜型ではなく朝型に変える

など改善点を書き出します。

そしたら毎朝、紙を見る習慣をつけるのです。そうすれば必ず、現役時よりも良い受験勉強ができます。

大学の授業をとリすぎない

仮面浪人で志望校に合格するコツ2つ目は大学の授業を取りすぎないことです。

なぜなら仮面浪人は時間が取りにくいから。例えば大学の行き帰りに1時間、さらに1時間30分の授業を3コマ受ければ、それだけで5時間30分です。

普通の浪人生であればすべての時間を受験に使えます。毎日の差は小さくても1年間積み重なれば相当な差になるでしょう。

そのため大学では授業を取りすぎないことが大切です。卒業に必要な最低限の単位だけを取り、その他の時間は受験に使うことをおすすめします。

スキマ時間に勉強する

仮面浪人で志望校に合格するコツ3つ目はスキマ時間に勉強することです。

時間のない仮面浪人生が、勉強時間を増やす方法があります。スキマ時間を勉強に使うことです。

電車の中を見回してみると多くの人がスマホを触っていることに気づきます。仮面浪人生はその時間を勉強時間に当てるのです。

またスキマ時間は、終わりの時間が決まっているため、集中力も高まります。勉強時間で負けている仮面浪人生が他の受験生に勝つには質で上回るしかありません。

スキマ時間を勉強時間に変え、効率的に学力を伸ばしていきましょう。

仮面浪人の際に気を付けるべきこととは?

仮面浪人には陥りがちな良くないパターンがあります。 ここでは仮面浪人の際に気を付けるべきことを3つ解説します。

サークル・バイトをしない

仮面浪人の際に気をつけるべきこと1つ目はサークル・バイトをしないことです。

大学に入ると多くの人はバイトやサークルをします。

・稼いだお金で高校生の頃とは違う遊びをする
・サークルのあとに飲み会に行く
・サークルで合宿に行く

など刺激的で楽しい、日々を過ごすのです。

このような楽しい姿がSNSで流れてきたら、「自分もサークル・バイトをやってみようかな」と思いますよね。

しかし仮面浪人はサークル・バイトは禁物です。楽しい空気に流されて、受験勉強に身が入りません。

結果、合格できずに後悔することになります。

生活習慣を整える

仮面浪人の際に気をつけるべきこと2つ目は生活習慣を整えることです。

大学生は高校の頃と比べると自由に使える時間が多いため、生活が乱れやすくなります。

しかし生活が乱れた状態では、集中力や自制心が弱くなり、勉強の質も上がりません。

例えば、10時間机に向かっていたけど、ほとんど違うことを考えていて、実際は2時間じか集中していなかったら、学力は上がりません。

また自制心が弱くなると、楽な方に流されてしまうため、友達からの誘いを断れず遊んでしまったということになります。

生活習慣は一度乱れると、抜け出すのが難しくなりますから気をつけましょう。

緊張感を切らさない

仮面浪人の際に気をつけるべきこと3つ目は緊張感を切らさないことです。

実は浪人生の第一志望合格率は約1割と言われています。しかし現役生よりも時間があるはずの浪人生の合格率がなぜここまで低いのでしょうか。

それは現役生には「時間がない」という緊張感があるからです。

現役生は、浪人生に比べて時間がないとわかっているため、集中して勉強します。

しかし浪人生は心のどこかで「1年間時間がある」と思ってしまうのです。

仮面浪人にも同じことが言えます。「自分には時間がない」と言い聞かせて緊張感を持って勉強しましょう。

まとめ

ここまで仮面浪人のやり方とは、必要な手続きや費用を徹底解説してきました。

重要なポイントをまとめます。

・仮面浪人に必要なのは調査書、願書、受験票
・仮面浪人で合格した後に必要な手続きは、退学手続きと単位認定の確認
・仮面浪人に必要な費用は最低でも100万円前後

仮面浪人を検討している人は具体的なやり方が分かったと思います。ぜひ参考にしてください。